ナーブルスソープについて

 

◆ナーブルスソープとは

ナーブルスソープはパレスチナ産ヴァージンオリーブオイルベースの完全オーガニック石鹸。

1611年創業のナーブルスソープカンパニーを経営する石鹸一族トゥベレ氏が『先進国向け新規格』として新たに開発した最高級グレード石鹸です。

最難関の欧州オーガニック製品認定規格の一つ、”ECOCERT(エコサート)”の中でも最も取得・維持条件が厳格な、

・ナチュラル&オーガニックコスメ(ORGANIC COSMETIC)
・ナチュラルコスメ(NATURAL COSMETIC)
の双方を取得しており、オーガニック石鹸としての品質は保証済みです。

世界では、アメリカ・カナダ・イギリス・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・その他欧州各国・マレーシア・台湾・韓国などで既に販売されており、全世界年間500万個超が使用されています。(2016年末時点)
日本では、昨年2017年12月12日に初上陸。発売が開始されました。

 

完全オーガニック石鹸

ナーブルスソープの成分は特徴的で、全成分が自然素材から作られています。
日本の薬事法に則れば、合成界面活性剤・石油由来原料不使用、化学合成防腐剤・酸化防止剤・発泡剤・金属封鎖剤・着色料・人工香料 一切無添加 となります。
代表格のナチュラルオリーブオイルは、ヴァージンオリーブオイル100%で作られ、全成分はオリーブ果実油78%・水酸化Na12%・水10%と、一切の添加物が含まれていません。

 

ナーブルスソープのバリエーション

ナーブルスソープの総種類は全19種類。

日本で現在発売しているのは、OliveOil(オリーブオイル) 、Thyme(タイム) ・Dead Sea Mud(死海の泥) ・Grape(ぶどう) ・Avocado(アボカド) の5種です。

その他、Saffron(サフラン) ・Milk(山羊ミルク) ・Tea Tree(ティーツリー) ・Figs(イチジク) ・Lavender(ラベンダー) ・Black Cumin(ブラッククミン) ・Honey(ハチミツ) ・Mint(ミント) ・Sage(セージ)・Lemon(レモン) ・Pomegranate(ザクロ) 、Cinnamon(シナモン)・Dates(ナツメヤシ) ・Damaskus Rose(ダマスカスローズ)などの種類があります。

◆ナーブルスソープの製法

ナーブルスソープはオリーブオイルと塩の混合物をベースとして少数の天然成分のみで作られるオーガニック石鹸。
天然成分の力を最大限引き出す為に、石鹸一族トゥベレ氏に400年以上も続くレシピで作られます。
石鹸の塊は製造者のトゥベレ氏によって整形され、特徴的な幾何学形に積み上げられます。
使用に適するまでは、それから更に数ヶ月乾燥されなければなりません。仕上げに「NABLUS(ナーブルス)」と刻銘されます。

 

◆ナーブルスソープの歴史

 

現存する記録では、この地域では10世紀頃から石鹸交易が始まりました。
ナーブルスで女性たちが家庭用に製造していた小さな石けんが、15世紀から16世紀にかけ

てベドウィン族によって地中海の隅々の島まで流通。
そこから英国のクイーン・エリザベス1世までの道のりを辿りました。
エリザベス女王はこの石けんを大絶賛し、その後ヨーロッパ人女性の間に美容成分を多く含んだナーブルスソープが広まっていくのにそう長くはかかりませんでした。

イギリス統治時代(1920年-1949年)、イギリス政府は1934年にロンドン協会でその石けんの分析を行い、その成分が完全に天然で化学物質無添加であるというお墨付きを与えました。

香港総督を務めたイギリスの政治経済学者・旅行家ジョン・バウリング氏(John Bowring)は、1830年代に、”レヴァント(東部地中海沿岸地方の歴史的な名称)で非常に重要とされている石けん”と評価しています。

イギリスのシリア歴史研究家であるムハンマド・クルド・アリ氏(Muhammad Kurd Ali)は、1930年代に、”ナーブルスソープは他では見られないクオリティーのピュアで最も良く作られた有名な石けんだ。” と述べています。


 

◆ナーブルスソープカンパニー


1611年創業 ナチュラルソープメーカー

 



◇400年の歴史を引き継いで

10世紀から何世紀もかけて栄えたナーブルスの石けん産業は、自然災害、特にナーブルス旧市街の大部分を破壊した1927年の大地震、そして一部はイスラエルの軍事占領により、20世紀半ばに減少し始め、第二次世界大戦中、イスラエル軍の軍事攻撃によりナーブルス歴史的地区でいくつかの石けん工場が破壊されましたが、現在ではたった2つの石けん工場(ナーブルス・ソープ・カンパニー社を含む)が伝統を守りながら操業し、ヨーロッパへのフェアトレード輸出を行っています。

その中で最も有名なナーブルス石鹸工場が「ナーブラスソープカンパニー社」で、400年の歴史を持つ石けん製造者一族の子孫であるMojtaba Tbelehによって1971年に設立されました。